GM : さて、エンディングに入ります。

剣崎 : ういーっす。

GM : ブラックは命をとりとめまして、病院で仲良く寝ることになりまして。

総一郎 : ベッドがひとつ増えたな。

剣崎 : うむ。同じ枕を並べる盟友ですな。

GM/赤胴 : 「ありがとな、こいつを助けてくれて…」

剣崎 : 「約束だしね!」

総一郎 : 「俺たちだけじゃ勝てなかったかもしれない。……あなたたちが一緒でしたから」と言って変身アイテムを返そう。

GM/赤胴 : 「サンキュー、水上。」それを受取る。所で邪仙宝については話しますか?

九風 : んー、話さないとブラックが悪者のままじゃないの? 急な変心の理由が敵の企みでしたー。ってことになれば、和解も早いんじゃないかと。

総一郎 : 確かにそうですね。

剣崎 : 100%操られてたのかな?少しは自分の意識もあったんだろーか。

九風 : 心の間隙に付け込まれた、ってのが正しいかもね。

美雪 : 話していいんじゃないかな。

GM : 中国妖怪についてはどうします?

九風 : ブラックがどう接触したのか聞きたいところではある。

美雪 : そうだなぁ。今後のためにも。

剣崎 : ただし、自分たちで倒しに行かないようにってちゃんと言い含めないとな(笑)

九風 : そだね。結局、悪の秘密結社系に関してはヒーローがどうにかするとして、中国妖怪を初めとする本当の悪妖怪組織には、我々が対抗するしかないわけだし。

美雪 : 秘密結社は「悪役」だけど、やつらは「悪」だからねぇ。

剣崎 : 怪人って結局いい奴だったしなぁ。

GM : では教える方向ですね。

総一郎 : うん。

GM/赤胴 : 「そうか…そんなやつらがいるのか。くそっ、何て卑怯な奴らだ!」赤胴は怒ってます。「分かった。俺たちもこの町を守るヒーローだ。何か情報を掴んだらあんたらに渡すぜ!」

剣崎 : 「ありがと。でも……無茶はナシ、ね」

GM/赤胴 : 「何言ってんだ、ヒーローに無茶は付き物だぜ。」

総一郎 : やれやれ、ブラックが起きてたらどうなってたことやらだな(笑)

九風 : 気持ちは嬉しいけど、ね(苦笑)。

美雪 : 「あなたたちがいないと、怪人さんから街を守る人がいなくなりますよ。中国妖怪の方は僕らに任せてください」

剣崎 : 「そうだよ。それぞれの役目があるでしょ? ……おねがい」

九風 : 「それに、今はその体を治すことだけを考えた方がいい」

GM/赤胴 : 「くっ…それはそうだけどよ」

GM/青野 : 「よせ赤胴。分かってるだろう、人にはそれぞれの持ち場というものがあるんだ」

GM/黄本 : 「うむ。わしらはわしらのやり方で町を守る、それがわしらの1年間の使命だ。」

GM/桃香 : 「プリッツおいしいです。むにゃむにゃ」

美雪 : 煤i ̄□ ̄;) ピンクー!(笑)

総一郎 : 俺たちには俺たちの、彼らには彼らの戦いがあるわけだしな……一人寝言が問題だけど(笑)

剣崎 : それはアレか?もしかして妖術かなんかにかけられてんのか(笑)

九風 : いや、こいる君の趣味だ(断言)

 

心外な。思いついたから言わせただけです。

 

剣崎 : 「じゃあ、約束。……この街と人を、……それから人の夢を守ってね」 と、小指を立てて差し出す。

GM : 赤胴はみんなをぐるっと見て言います。「ああ、約束だ!」仄火と指きり。

剣崎 : ふっふっふ…かかったな。指きりしたヒーローは、絶対にそれを破れない!(笑)

GM : ちょっとしおらしくなってると思ったら、んなこと考えてたんですかい(笑)

剣崎 : ち、違うよ!中の人が言ってるだけだよ!!

九風 : 美しくまとまったのに…(笑)

剣崎 : うつくしいよ! ほのかよいこ!!

GM : では、仄火の中身とピンク以外は美しいままシーン終了します(笑)。

 

 

GM : ではシーンはチェリーウィンドへと移る。

剣崎 : ただいまー…かな?

GM/神着 : 「ふぅむ、なるほど。欲望を強め、凶暴化させるアイテムであるか。」

九風 : 「神着さん、なにか心当りが?」

GM/神着 : 「ああいやいやいや、吾輩達も現役の頃は良く使っておったなーと思っておっただけである」

剣崎 : なんだってー!?(爆笑)

総一郎 : まぁ悪役の定番アイテムだよな(笑)

GM/ホエール : 「でもありゃやりすぎだ。美学ってもんが感じられないねぇ」

剣崎 : うむ、確かにお子さんにお見せできない惨劇でした。

総一郎 : 「美学もなにもないだろう、あいつら中国の妖怪にはな」

九風 : 結局、ヒーローvs悪の秘密結社の戦いって、どこかルールに則った競技的な雰囲気があるもんね。

GM/サーモン : 「…あれは只の殺戮兵器だ。憎悪と死の権化と言っても良い。」

剣崎 : 「……そうだね。ブラックのことを詳しくは知らないけど、仲間からあれだけ信頼されてた人間があんな風になるんじゃね……」

GM/神着 : 「なるほど。吾輩達もとんでもない奴らに目をつけられたものであるな」

総一郎 : 「呑気にしてる場合じゃないだろう。奴らは俺たちとは違うんだぞ」

九風 : 「ブラックがもし、我々の中の誰かであったなら…。いや、考えたくもないな」

美雪 : 「九風先生とは戦いたくないですよ。ホント(ーー;)」

剣崎 : た、確かにそこら中にゲイボルグの雨が降ったりとか、街の一角が氷付けになったりとか、連続辻斬り事件とか、火事とか…

GM/神着 : 「なーに、心配はいらないのである。」

剣崎 : 「どうして?」

GM/神着 : 「吾輩達はルールの中で戦っているのである。今回は相手がヒーローであったからルール内で向かわせてもらったのであるが…」

剣崎 : 向こうがルール外でくるなら…

GM/神着 : 「ルール無視であれば、こちらもルール無視でやれば良いだけのこと。」一瞬だけ目が見たこともないような恐怖を覚える目になる。「…である。」

剣崎 : おお、ディケ○ドの響さんみたいでちょっとカッコいいな(笑)。見た目はルネッサンスだけど。

総一郎 : 目には目を……仄火の名誉重視って海賊だっけ? 気が合うかもね(笑)

剣崎 : 「その意気よ!おじさん!!」 がっしり握手。

九風 : 「心強い限りだよ」

総一郎 : いいのかなあこれ(笑)

美雪 : 「意外な仲間ができましたね」

九風 : いいんじゃないかな。赤マントと仲良かったじゃん、鴉天狗。

剣崎 : まあ、向こうが手出ししてきたときはってことだから。いいんじゃないかな。

総一郎 : 「ま、できるならそうならないことを祈るよ。……いや、そのために俺たちが戦うんだな」

九風 : 「そのとおりだ。彼らは必ず、僕らがこの手で倒す」

GM/ホエール : 「はっ、これでも幹部だったからね。自分の戦闘力に自信がないと言えば…嘘になるよ。」

GM/サーモン : 「…(頷く)」

GM/神着 : 「吾輩達も穏健派という訳ではないのである。怪しいものがおったら馬車で轢いてでも連れてくるのである。」

総一郎 : 轢くな(笑)

剣崎 : 馬車で轢くのか…スタンピングスタンピングって感じ(笑)

GM/神着 : 「まあ、諸君らがいるうちは安泰であろうな。ハッハッハッハッハ」腹を揺らして笑う。

剣崎 : 「ま、頼りにしといてよ」 とサムズアップ。

総一郎 : 「だな。昔ならともかく、その腹を揺らされたらかなわん」肩をすくめて言う。

GM/神着 : 「さて…おおっと、そろそろ時間なのである。」懐中時計を見て言う。

剣崎 : 「時間?」

GM/神着 : 「死んだ幹部たちの合同葬儀の喪主を頼まれているので、これで失礼させてもらうのである。」

総一郎 : ああ……それもそうか。

美雪 : そうか、亡くなった人たちは戻らなかったか…。割と都合よく命の妖力で復活できるかなーと思っていたが。

総一郎 : 人間に戻ってたんだっけ、それだと仕方ないのかもね。

九風 : 犠牲は大きかったか。

剣崎 : 「行っちゃうんだ。…ちょびっと寂しいけど」

GM/神着 : 「1度消えた怪人は…中々再登場できないものである。」ちょっと悲しそうに言う。

総一郎 : 「忘れていなければ蘇ってくることもあるさ。俺たちだってそうなんだからな」

GM/神着 : 「そうであるな。そのための葬儀である。」

剣崎 : なるほどー

総一郎 : あ、そかそういう考えか。上手いなぁ。

GM/神着 : 「諸君らも暇があったら来てみるのである。葬儀では死んでいった怪人達の名場面を上映する予定であるからな。」

総一郎 : 亡き名優を偲ぶっつー感じだな(笑)

九風 : つーか、常に録画ですかw

美雪 : 子供のころに見ていた懐かしい怪人とかいそうwww

剣崎 : うわー見てみてーw

GM/神着 : 「それではこれにて失礼。また、飲みに来るのである。」3人の幹部怪人はチェリーウィンドを後にした。

九風 : では、その背中を見送ろう。

剣崎 : うん。

総一郎 : ですな。

GM : では、シーンエンド。

美雪 : いい人たちだったなぁ(笑)

剣崎 : 実にいい人たちだった(笑)

 

GM : そして最後にマスターシーンがあります。

剣崎 : おお

九風 : 次回予告?

妖怪達とクロノスブラックが戦った場所。そこに残された、邪仙法だったものが灰と化したものが風に運ばれるように飛び、ビルの屋上へと飛ばされる。
「ふむ…所詮はこの程度か。」
その灰を握り、影は言う。
「太古封神の時代から伝わる秘術【十絶陣】の欠片を与えてもこの程度とはな。日本特有の妖怪ということで多少は期待しでいたのだが…まあ、良い。次の策を考えるとしよう。」
影は揺らぎ、消えた。

 

剣崎 : た、確かに日本特有だ…

総一郎 : 最近は中国だか台湾だかでもヒーロー特撮やってるらしいけど、まだ定着はしとらんだろうしねえ。

美雪 : 妖怪が生まれるほどの思いがありそうなのは、やっぱり日本だけか。

GM : と、いった所でシナリオ「黒の暴走」これにて終了でございます。お疲れ様でした。

九風 : お疲れ様でしたー。ぱちぱちぱち(拍手)

剣崎 : わー(ノ´▽`)ノ

総一郎 : お疲れ様ー

美雪 : おつかれさまー

GM : こんなくっだらないセッションに最後まで参加していただきまして感謝いたします。皆様に4点の経験点を差し上げます。

総一郎 : いただいておくぜ〜

剣崎 : わー

九風 : ひゃっはー!

 

 

この後、取りとめもなくTRPGや封神演義の話が続き夜は更けていくのであった……

 

 

 

あとがき