あとがき
※注釈※
ということで、先の太平洋沖地震の津波により亡くなった友人・黒乃一三さんを偲ぶ追悼企画の先陣を切らさせていただきました。 今回のリプレイは冒頭の通り、本来リプレイ化する予定はありませんでした。理由は簡単で、「あまりシナリオの内容を考えないで始めた見切り発車のシナリオだったから」というものです。ですが改めて起こしてみるとまあ…あんまり気にならない程度かな? かな? (2回言うな) ブラックの設定、邪仙宝の存在、神着の設定までは考えていましたが、それ以外はその場のノリで書き込んでおりました。ほぼ脊椎反射で整合性を付けていたので、まあ上手くいったものだなと自分でも感心してしまいました。ハッハッハ。え? 最初から考えとけって? 聞こえんなぁ〜? 今回は、というか今回もというか。黒乃さんの先読みが乱舞した結果となりました(苦笑)。いつか黒乃さんを驚かせるようなシナリオのギミックや設定を思いつきたいなあと思っていましたが、結局それは叶わぬ事となってしまいました。 九風は、その好きに無いオールラウンドなキャラ性能もさることながら、PLである黒乃さんのプレイ能力と先読み力、ロールプレイが相まって、間違いなく名実共にM市最強の妖怪でしたねえ。 この先、黒乃さん演じる九風と一緒にM市を歩けなくなると思うと…やっぱり寂しいです。もっと色んなシナリオを一緒にやりたかった。 さて、暗くなっても仕方がありません。今回の拙いシナリオ、少しでも楽しんでいただければ幸いです。 他のリプレイは朔也さん、FFさんに任せます。少しでも黒乃さんの軌跡を残せますよう。
5月某日 GM 半眼こいる
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